2016年2月20日

フルートや篠笛の材質で音色は変わらないとする説

■フルートのお話

ウィキペディアの「フルート」の発音原理のところを読むと「フルートの発音原理に関しては、大きくわけてふたつの説が存在する[2][9][10]」と書いてあります。長年いろいろ研究されてるわりには実はよくわかってないんじゃないかと勘繰りたくなります。ちなみにYAMAHAのページではウィキペディアの2番目の説明に近いようです。

篠笛やフルートの音は材料で変わるというのがわりと常識です。フルートの選び方(材質による違い)のページの通りなのかは知りませんが、詳しく載っています。

一方で変わらないというお話もあります。

フルートの真実 ~ 材質で音色は変わらない
http://homepage1.nifty.com/iberia/column_flute.htm
ブラインドテストによると、フルートは材質で音色変化が認められない、という実験結論が出ていました。そんな話題を中心にフルートの真実をいくつかご紹介いたします。

ブラインドテストとは要するに目隠しテストのことです。数々の古い常識を塗り替えてきた恐ろしいテストであります。たしかに素材が違うと知らずに聞いてみると、音の違いがわからないようです。

ブログ記事一覧|AKIRA F くまのブログ
http://ameblo.jp/sax-and-harp/entrylist.html
フルートの材質と音色

リンクをたどると出てくるこのブログも、14エントリーあって長いんですけど、入手可能な文献を読めば読むほど材質による音色の違いは小さい(楽器の寸法や奏者・吹き方の違いが大きい)と思いたくなるというスタンスです。

■篠笛のお話

篠笛でいうとこのページが目につきます。

篠笛の選び方と使い分け【その1】 - Yahoo!知恵袋
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n288568
篠笛の選び方と使い分け【その2】 - Yahoo!知恵袋
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n303729

篠笛初心者向けの解説をしているページで、その1は正直やってみればわかることを説明しすぎなきらいもあるのですが、初心者向きの情報としてかなり詳しいです。

その2で「篠笛の材質による違い」に大胆に切り込んでいます。竹とプラスチックで音色は変わらないということを説明したうえで、じゃあなんで実際吹いてみたら明らかに違うような気がするのかも、ばっちし説明されてます。

そうは言っても,材質の異なる笛を吹き比べた経験のある人は,筒の材質の違いにより音色がかなり違うように感じられたことがあると思います。

つまりは我々が素材の違いだと思っているものは骨伝導なんだそうです。詳しくはリンク先をご覧ください。

これは,主に骨伝導による効果と考えられ,聴き手には感じられない差です。骨伝導とは,筒の振動が下顎や指の骨を介して直接内耳に到達して聞こえる音のことで,普段感じている自分の声も同じ骨伝導によるものです。

吹いたらわかるじゃん、という体験的感覚をぶった切られます。

■どっちなのか

信じたい気持ちと信じたくない気持ちが半々です。



■余談1

「篠笛の選び方と使い分けのページ」の方はフルート系と篠笛の運指の違いを心配されてるようですが、個人的にはあまり気にならないです。

篠笛とファイフでは確かに指1つ分穴がずれ(7メがドになる)ますが、混乱するというほどでもないです。

それより本物のフルートを初めて持ったとき、キーがたくさんあることに戸惑いました。フルート奏者の手の構造はどうなってるのかと。ほんとに余談ですね。

yamahaのサイトの画像より

■余談2

「篠笛の選び方と使い分けのページ」を読んでると節々から「きっとヤフー知恵袋にはでたらめに答える人がいっぱいいるんだな」という雰囲気が伝わってきます。かといって他のアンサーに反論するのは規約違反みたいですし、なんというかお察しします。

それぞれ信条の違いはあると思いますけども、当ブログはあからさまな間違いには真摯に対応していきたいと思います。

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