2016年4月17日

スズキオリジナル篠笛「銀鈴」改造1

竹製篠笛の中でも最安価なものでスズキ銀鈴という笛がありました。その改造を試みたのは結構前で、その後2015年春に記事の下書きを書いていたのですが、なんとなくふさわしくない気がしたのでお蔵入りしてました。

その後、銀鈴は(上位版の竜峰も)製造終了したらしく、大手通販でも買えなくなっているようです。以前書いた音程改良についての文章をブログに載せることにしました。



SUZUKI楽器の銀鈴という篠笛を持っています。実売2800円くらいの竹製笛なんですが、この音程があまり良くないです。

自然のものだから音程にばらつきがあるのは仕方ない、これを調整しながら吹けばいいんだな、と最初は思っていました。

でもやっぱり演奏していて疲れます。そのうちに他の笛吹の方の高い笛をお借りしたりしているうちに、やっぱり笛は最低でも1万円程度しないとダメだなと思うようになりました。

しかしこの笛の音程が良くないのはなぜでしょうか。自然のものだから、安いから、だけじゃない気がします。

写真をよく見てみるとあることに気が付きました。有名な調律笛といえば蘭情・みさと笛がありますが、並べてみると。

ドレミに調律された笛は穴の大きさや間隔が不揃いです。ピアノと同じ音階にするなら当然です。

でも銀鈴はほとんど等間隔で穴の大きさも同じです。いちおうドレミの唄物の笛といっても、SUZUKIの場合は音程よりも押さえやすさを優先するという設計なのかもしれません。

思えば銀鈴はミの音は思いっきり上げて吹かないといけません。するとファが高すぎです。穴が等間隔だから、こうなっているわけです。

というわけでSUZUKIの銀鈴の音程の悪さは、安さだけじゃなく社の方針的なものだったのかもしれません。このことはレビューなどで指摘されてるのと見たことが無いですが、多分合ってると思います。

同じ低価格帯の笛でも太鼓センターのFuryuは穴が不揃いになっています。だからきっと銀鈴よりは他の楽器と合わせやすいでしょう。吹いたこと無いけれど。

本格的に篠笛をやりたくて高い笛を買うことにしました。悩みに悩んでさあポチろうと思った矢先、そいえばもし新しい笛をかったら銀鈴はいらなくなるだろうな、じゃあ少し遊んでみようと思いました。

続く…。

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