サービス開始直後にスピードテストしてワイワイする奴はなんなの??

MVNOにしろ今月始まった楽天アンリミットにしろ、サービス開始と同時に契約して真っ先にスピードテストしてSNSに公開してワイワイする人たちを見ると、なんか違うなあと思ってしまうのはなぜでしょう。説明します。

こんにちは。インターネット老人な筆者です。

2011年6月10日、日本通信の通称イオンSIMのAプランが始まりました。いまのいわゆる格安SIMの「初代」ともいえるのがこれです。月1000円程度という今と変わらないコストですが速度は最大100kbpsというもので、それでも当時は画期的なサービスでした。

少し遅れて2012年2月15日、IIJmioの128kbpsプランが始まりました。IIJは老舗のIT企業かもしれませんが当時は今みたいに普通の人々に知られた存在ではありませんでした。

今では日本通信という名前をあまり聞かなくなりました。ネットワークの調整がうまくないのか品質に問題があって当時から不評だったためか、表舞台から消えたみたいです。

IIJの方は月額が安くて速度も少し速いというどう考えても日本通信より勝るサービスを提供していたけれど、今のようにIIJの知名度がなかった時代なのでイオンの販売網には敵わないような、そんな時代でした。

私が格安SIMに手を出したのもこの時代です。

しばらくして登場したのが2012年8月8日開始のDIT ServersMan SIM 3G 100。速度は100kbpsなれど月額500円のワンコイン設定。プロバイダでおなじみのDTIです。

開始早々スピードテストの結果や検証動画がアップされまくりました。それはニュースサイトを見たりといった普段使いには不足のないもので、ワンコインなのに先行2社を凌ぐような性能でした。

それを見た人たちが申込みに殺到したため、SIMが届くまで10日以上も待たされる状況が続きました。

ところが! 8月に始まって9月になるころにはまだSIMが届いていない人もいるのにDTIの速度は低下していきます。あっという間にまともに通信できない状況になってしまい解約者が続出しました。それ以来 MVNOのDTIでいい話を聞きません(不評のServersManを身売りして仕切り直したのに一度ついた悪いイメージは取れなかった)。

サービス開始直後の速度はどこでも速いものなのです。人がいないから、という意見もあるでしょうがそれ以前に最初から遅かったら誰も使いません。赤字でもいいから最初はめいっぱい回線に余裕を持たせていい評判を集めるものなのです。

最近でもソフトバンク系の格安Wi-Fiで「本家ソフトバンクと変わらない速度なのにこの値段!」という口コミを見たことがあります。それもしばらくしたら速度低下して他のサービスと変わらない代物になったそうです。

楽天アンリミットのローミングも今はいい速度してますがこれもどうなるかわかりません。後になって普通のMVNOと変わらなくなる可能性は大いにあります。

だからサービス開始直後にスピードテストをしてすごい数値が出てもあまり意味がありません。速いに決まっているからです。

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筆者のプロフィール

一応ブログ歴10年(?) 高校生の時にDTMがしたくてパソコンとインターネットに出会い異常なほど熱中する。 現在よりネットが未整備だった時代、正直いまだったらアウトなこともしてたかもしれない。 ITとは全然関係ない仕事をしつつもデジタル物好きは変わらず、家計簿によると年間支出のダントツ1位がデジタル関係だったりする。趣味としてパソコン・スマートフォンなどを使って得た何かを共有したくてブログを更新中。

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