日本にも忍び寄る"広告ブロックブロック"とは
そもそも広告ブロックしていいのかという話はまたの機会にしますが。
こんにちは。広告収入0の筆者です。
ある日ニュースサイトを見て回っていたら、広告ブロックをオフにしないと内容を見せませんという警告メッセージが出てしまいました。スクリーンショットはありません。
iza!とニューズウィーク日本版でそれを見たとき、ついにこの時代が来たのかと思いました。
広告ブロックとは、ブラウザの拡張機能などでウェブページから広告を消し去るツールです。AdGuardは簡単なものを無料で提供していて、それでも必要十分であるし、入れていて特に問題がないので常用しています。
AdGuard — 最先端の広告ブロッカー! https://adguard.com/ja/welcome.html
私の場合どうしても広告が憎いというわけでもなく、通信量を節約したいわけでなくなんとなく利用しています。本当に利用していても困ることがないからです。
それに対して広告ブロックブロック(という名称が合っているかわかりませんが)というウェブサイトの機能もあります。
広告ブロックをオフにしないとポップアップで警告し、内容を見ることができません。そんなときは広告ブロックツールの設定を変えて広告を表示するようにするとコンテンツを開くことができます(ワンクリックでできます)。
「広告ブロッカーをオフにしてください」というポップアップ自体を広告ブロッカーが非表示にしないのはなぜか? - GIGAZINE「表示したくない広告を表示しないという権利」をAdBlockユーザーが持つ一方で、サイト運営者は「コンテンツへアクセスしてきたユーザーにホワイトリストに登録するか、サブスクリプションするように依頼したり説得したりする権利」を持つからだとのこと。現状のウェブ広告に多くの問題があるのを認めた上で、それでもなおウェブ広告収益に頼らざるを得ないサイト運営者の立場にも配慮しなければならないという判断
もしかしたら回避策があるのかもしれませんが、広告ブロックツールを提供する会社とウェブサイト運営する側との力関係で今のようなスタイルになっているようです。
実は海外サイトを見ているとこの"広告ブロックブロック"に出会う率がとても高いです。日本では広告ブロックする人がすくないからまだ導入しているサイトが少ないのだと思っていました。
ところが日本向けのニュースサイトでも広告ブロックブロックされてしまったので、冒頭の感想に至ったわけです。
と思ったら今確認したらiza!とニューズウィーク日本版では広告ブロックを受け入れているようになっているようです。
本当は広告ブロックの是非についても思うところはあるのですが、長くなったので次回以降に書くことにします。
コメント