新しいMacのApple M1チップは非力で最悪かもしれない
この記事はM1のMacが発表された直後に書いたものです。結果的に予想は外れました。当時のよくわかってない雰囲気を忘れないために記事を残しておきます。
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発表会あった日の朝起きてから、Macの発表会があったことを思い出しました。ニュースサイトや Apple 公式ページを流し読みした感じだと、わりと良さそうな印象を受けました。というかインテルCPUをやめて独自の SOC を作ったことで、性能が何倍も上がるなんてApple素晴らしいと思いました。
しかし YouTube のめぐみチャンネルの動画「新型Mac M1チップ アップルシリコン 最悪です」を見てそれほどすごいものじゃないかもしれないという気持ちになりました。
とても長い動画ですがおすすめです。 ポイントがたくさんありすべては紹介できないので、特に印象に残った部分だけここで触れてみたいと思います。
まず今回の Apple の発表では3.5倍高速、1/10の消費電力、 5倍速いグラフィック、という数字が出てきますが何に対しての倍率なのかが分からないようになっています。
私は今発売されている MacBook に対する数字だと勝手に思っていたのですが、改めて公式サイトを読んでみるとそういうわけでもないみたいです。
公式サイトでは「テスト実施時に市販されていたノートブックおよびデスクトップコンピュータ向けの高性能のCPUと比較しました。」などと書いてありますが、確かに具体的ではないところがあります。
引用元の動画のによると、こういうところが Intel Mac になる前の Apple の発表会に似ていて、まともに比較すればどう考えても勝ち目がないプロセッサーを、「驚異的な~」のようなものの言い方でごまかしているように感じで気持ち悪いとのことです。
実際 M1チップは7世代前の Core i3ぐらいの性能しかないと海外メディアでは言われているそうです。実際にリリースされて確かめるまではわからないのですが…。
しかしやっぱりパソコンはパワーがものをいいます。パソコンのパワー=電力みたいなところがあります。
miniとproは別としてAirはファンレスのノートです。駆動時間も長いとなれば TDP は低い事は確実です。
TDP が低いということはつまりパワーがないということです。いくら微細化していても、同じ時代のプロセッサーで TDP は低いのに性能が3倍も5倍もあるとは考えにくいです。
もし M1チップの Macbook が発売されて本当に3倍5倍の性能があれば別ですが、そういうことは考えにくく Apple が消費者を欺いているということになります。
今度のマックは誰が買うのか。おそらく筋金入りの信者だけだろう、というのが動画の見解です。
もちろんこういう話に対する反論もあると思います。でもそれも本体が発売されてしまいま大体のことは真相がわかって解決するでしょう。
そういう意味で今回の新型 Mac の発売後の評価が気になります。
コメント
実際にApple M1搭載Mac発売されましたが、驚愕の結果でしたね。
今までのPCの常識からすればMEGUMIさんのおっしゃっていたようにパワー=電力で、低消費電力向けのARMがIntelにかなうはずがないと思っていましたが、本当に3倍とか5倍の性能が出てしまうものなのですね。
ただ、AppleのSoCのベンチマークを見返すと、A12->A13->A14と順当に性能向上を続けていて、その延長線上にM1の結果があっただけのようです。
ここまでの差を見てしまった以上、WindowsもAndoroidスマホでよく使われるSnapdragonベースのSoCが増えてくるのかなぁと思いました。
発売前のベンチマークなんてフェイクの可能性もあると念頭に置いていましたが、
実際発売されたら相違ない結果で信じられない気持ちです。
Intel やAMD は申し合わせたように性能の出し惜しみをしていたんでしょうか。
よく分かりませんが、今後 Windows も色々変わっていくような予感がしますね。